ふたりのシーサイド

Introduction

Lyrics:
Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)
Composition:
MALIBU CONVERTIBLE
Arrangement:
MALIBU CONVERTIBLE

‘ふたりのシーサイド’ はTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)としては‘恋は眠らない’に次いで2曲目の日本語タイトルの楽曲です。この曲名はいささか意味深な感じがしますが、楽曲は曲名のとおり、カップルの海岸での思い出をテーマにしています。

夏の楽曲ですが、シンセサイザの音が中心で、割とシンプルですっきりとした感じにまとめられ、個人的にはとても気に入っています。切ない感じが加わることで、潮風を感じさせる、清涼感のある楽曲です。この暑い感じではなく、あえて生暖かな感じにすることで、思い出としての夏という雰囲気がよく出ていると思います。

なぜかこの曲を聴くと懐かしい衝動に刈られます。個人的には80年代後半の湘南海岸沿いの道路をオープンカーで疾走し、潮風に当たるような情景が広がるのです。これについていろいろ考えてみたのですが、まず半音の伸びのあるシンセサイザーの音は車で疾走したときの夏の生暖かい潮風をイメージさせ、 “タタッ タタッ” という2×2のドラムは同じく車で道路の継ぎ目を通るときの音に似ています。こうしたテクニックがタイトルから得られたシーサイドのイメージを増幅させるのではないのかと思います。

ストーリー的には主人公の女性がふと海岸まで車を走らせると、偶然にもラジオから思い出の曲が流れ、あの頃の思い出が一気によみがえってくるというものです。もう終わったことなのに、忘れることができないという主人公の思いが伝わってきます。曲調こそ違えど、言わんとしていることは‘♥KISS♥ ONE MORE TIME’が近いのかもしれません。特に最終段落がそういう感じがします。

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