♥KISS♥ ONE MORE TIME
Introduction
- Lyrics:
- Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)
- Composition:
- MALIBU CONVERTIBLE
- Arrangement:
- MALIBU CONVERTIBLE
‘♥KISS♥ ONE MORE TIME’はニュー・ロマンチックっぽい感じです。キーボードの高音とベースの低音の両方が強調された曲で、シンセサイザーの音がそのまま出されている感じです。ベースは少し歪んだ感じで、これ “ACCESS Virus” が用いられたそうです。ちなみに、コーラスの部分は “WAVE MECHANICS Pure Pitch” で作りました。この曲を聴くときはウーハーの付いたオーディオコンポで聴くことを強く推奨します。低音がないとこの曲はあじけないというか、安っぽくなってしまいます。高級なオーディオコンポで聴く必要はないと思いますが、安価なスピーカーでは明らかに物足りない感じです。私は別に耳が肥えているわけではありませんが、その差は歴然です。
詞は失恋と後悔の歌で、切ない感じです。主人公があの頃の恋愛がもう一度戻ってこないか、切望しています。ただ、スローテンポではないので、the brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)のロストラブソングほど暗く沈んだ感じではありません。
どういうわけか世間での評判はさほど高くないのですが、私はこの曲がとても気に入っています。タイトルにハートマークが入っているあたりはthe brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)の‘愛の♥愛の星’を連想させます。
ちなみに、♥KISS♥ ONE MORE TIMEはそもその別プロジェクトのために用意されていた曲で、この曲も最初、出すか出さないかもめていたそうです。別プロジェクトとは一体なんでしょうか。
ミュージックビデオは最初渋谷の街並みが映ります。天気が曇っているせいか、色合いが少しあせている感じで、一瞬80年代の写真かと思いました。しかも、遠くにかすんだNTTドコモ代々木ビルも象徴的に映っています。構成は前半が80’sの洋楽バンド風のスタイルで歌っていて、後半はサッカーがテーマになっているだけあって、サッカーの審判の格好をしながらフットサルコートで歌います。
前半の80’sの洋楽バンド風のスタイルの部分で、Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)はフリンジの付いたピンク色のワンピースを着て、グレーのレッグウォーマーを履いています。この衣装は80’sの雰囲気を強烈に醸し出しています。
後半のサッカーの審判の格好をしたTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)は明らかに今回のテーマであるサッカーを意識したものだと考えられます。前作に比べると主人公のキャラクター性やダンスなどからも積極的、活動的な印象を受けます。そして、今作品も前作同様、現実逃避のためのウィスキーボトルが登場します。積極的、活動的になりつつも、ナーバスで夢見がちな乙女という設定は変わらないようです。Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)がイエローカードをかざしたり、ホイッスルを鳴らしたり、ウィスキーボトルを取り出したりするシーンはアクセント的に加えられています。しかもすごくかわいい♥です。サッカーの審判のユニフォームの胸のエンブレムは撮影当日にサッカー雑誌を見て、急遽デザイナーに作ってもらったそうです。エンブレムには “TFA 06” と書かれており、これは “Tommy Football Association” の審判番号6番という意味だそうです。Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)が出すイエローカードにはさり気なくTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)のロゴが入っています。
![[Figure]](/img/fig-kiss-one-more-time-goods.avif)
フードつきの白いコートは監督のサノ☆ユタカ氏の提案で制作されました。袖や襟のボアはTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)と一緒に考えたそです。この白いコートを身にまとったTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)は曲のサビの部分で、風に吹かれながら印象的に登場します。これは詞を読んだ感じでは、記憶の中の過去の主人公であると考えられます。このときクビに巻いているロングマフラーもオリジナルのもので、Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)のエンブレムやロゴが入っています。
![[Figure]](/img/fig-kiss-one-more-time-pv.avif)
このように全体的に今作品はディテールにまでこだわりが感じられ、非常に手が込んでいる印象を受けました。他にも、Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)とチアリーダーが履いているソックスには赤いボンボンが付いています。これは80年代に流行ったハマトラファッションを応用したそうです。また、またネイルには “T” 、 “O” 、 “M” 、 “M” 、 “Y” と書かれています。Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)が前半にきていたフリンジ付きのワンピース、Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)のネイルと口紅の色、チアリーダーのユニフォーム、審判のユニフォームの胸のエンブレム、ソックスのボンボン、サッカーボールはすべて濃い目のピンク色で統一されています。これはそもそもAIBOに由来しています。ジャケットの裏表紙にも写っていますが、タイアップとなっているAIBOにはサッカーチームがあり、そこで使われるボールの色がピンク色であることから、Tommy february⁶ (トミー・フェブラリー)がけるサッカーボールもピンク色になりました。今回のテーマであるサッカーもこれから由来しています。
ちなみに、街並みにも手が加えられていて、ビルの看板にTommy february⁶ (トミー・フェブラリー)が映っていたり、東京文庫タワーの街頭ビジョンに手を振るAIBOが映っていたりします。
![[Figure]](/img/fig-location-adidas-football-park.avif)
渋谷駅直結の東急百貨店東横店の屋上に存在した。ここで♥KISS♥ ONE MORE TIMEのミュージックビデオのロケーション撮影が行われた。
ミュージックビデオのロケーションが行われた場所は街並みが思いっきり映るので簡単に特定できます。渋谷に行ったことがない人でも109-2などランドマークになるものが多数登場するので、比較的簡単にわかったと思います。あのフットサルコートは渋谷駅の東急百貨店東横店西館の屋上にあります。NTTドコモ代々木ビル、西武百貨店、マルイ、109-2、TSUTAYA、HMVの位置関係からも簡単に特定できますが、フットサルコートはadidas Football Parkのサイトのアドレスが映りこむので、そこからのほうがより簡単に特定できます。
また、撮影時期に関してはスケジュール的には10月と考えられますが、はっきりとした時期はわかりません。撮影時間帯も調査したのですが、太陽の位置がかなり動いているようですので、大体10時から17時前くらいまで撮影がかかったようです。
一方、 ‘♥KISS♥ ONE MORE TIME (Sunaga’t Experience’s EURO/SET REMIX)’ もとても格好良くアレンジされています。日本の伝統的な楽器の音も効果的に使われています。

![[Jacket]](/img/cd-kiss-one-more-time.avif)
![[Jacket]](/img/cd-tommy-february6.avif)
![[Jacket]](/img/cd-strawberry-cream-soda-pop-daydream.avif)