angel song –イヴの鐘–

Introduction

Lyrics:
川瀬智子
Composition:
奥田俊作
Arrangement:
the brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)
Tie up:
TBS系列 “真夏のメリークリスマス” 主題歌

angel song –イヴの鐘–’はスローテンポでレトロな感じな曲です。ゆがんだギターの音が凄く温かみがあり、昔のLP(アナログ盤)を聞いているような印象を受けます。ちなみに、この曲からマスタリングも自らの手で始めるようになりました。歌い方は最初、ドラムも非常に僅かで、ギターが控えめで、アカペラに近い感じです。Tommyの息遣いまでもがはっきりと聞え、臨場感があります。一転して、サビではギターやドラムが一気に雰囲気を盛り上げます。ボーカルはサビでリバーブがうまくかけられていて、クリスマスソングの神聖な雰囲気を出すとともに、サビで一気に広がっていく感じがします。リバーブはこのシングルの後にリリースされたアルバム“Los Angeles”でも多用されており、恐らくこのシングルでリバーブをかけたことで非常にいい効果を出せたことが影響していると考えられます。

この曲はTBS系列で2000年10月から放送されたドラマ “真夏のメリークリスマス” の主題歌に起用されました。制作に当たってはこのタイアップがらみで難航したのですが、結果的に近年のthe brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)を代表する名曲になりました。詞も曲のレトロな雰囲気に合わせて文語調になっています。テーマはクリスマスで、ストーリーは恋愛です。この恋愛はドラマの主題歌とあって、歌の中で話が完結しないようになっています。したがって、ハッピーエンドとも取れますし、ロストラブとも取れます。 “遠い空の恋人へ” は遠距離恋愛とも取れますし、手の届かない片思いとも取れます。

[Figure]
Fig.1.
真っ白い羽のある川瀬智子。この翼はマグネットで背中に脱着できるようになっている。精巧な翼は制作予算をオーバーしたが、どうしても妥協できず川瀬智子が自腹で負担した

ミュージックビデオではTommyが白い翼を付けていて、天使のようです。羽も細かいところまで、精巧にできています。また、テレビ出演にも対応できるように、服の上から装着できるようになっています。羽の背中に触れる部分には強力な磁石が付いていて、服の下にも磁石を付けることで、服を挟んで装着する仕組みになっています。これは40万円もする代物なのですが、Tommyが自腹を切ったそうです。

Fig.2.
angel song –イヴの鐘–

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