I’M SO SORRY BABY

Introduction

Lyrics:
川瀬智子
Composition:
奥田俊作
Arrangement:
the brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)
Tie up:
東芝 “au向け携帯電話A5301T” コマーシャルソング

‘I'M SO SORRY BABY’ は東芝のau向け携帯電話A5301Tのコマーシャルソングに起用されました。イメージ的には夜の感じですが、曲調は明るく、テンポよく、まったく暗い感じはありません。特に、ドラムとベースが効果的で、ドラムに至ってはボーカルよりも存在感があるような気がしなくもありません。系統的には滑らか路線ではなく、‘CALL MY NAME’や‘BYE! MY BOY!’などの少し激しい曲です。‘Rainy days never stays’は前年に作られた曲ですので、 ‘I'M SO SORRY BABY’ は、タイトル曲としては‘Forever to me ~終わりなき悲しみ~’の次に作られた曲です。そのため、Forever to me ~終わりなき悲しみ~と対極的なイメージに仕上げたかったそうです。シリアスで重い雰囲気ではなく、ノリのよいアホっぽい感じにしたとも語っています。ミュージックビデオにもそれがよく現れていて、巨大なクモがメンバーに襲い掛かったり、メンバーが目からレーザー光線のようなものを出したりと、今までにないふざけた感じが出ています。本当は3人でひたすら山を登るだけとか、松井亮がスフィンクスになったり、松井亮がマンションの扉を開けると中がコックピットになっていて、マンションごと宇宙に飛び立つようなことをしたかったそうですが、スタッフも冗談だと思って、真に受けてくれなかったそうです。Rainy days never staysやForever to me ~終わりなき悲しみ~がTommyのバンドへの復帰が意識されているのに対し、 ‘I'M SO SORRY BABY’ は、いかにもthe brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)らしい雰囲気がよく出ていると思います。

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Fig.1.
初のCM出演「au向け携帯電話A5301T」
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Fig.2.

また、このミュージックビデオは東芝のコマーシャル映像とコラボレートしていて、パーティーに行くために、富士山麓の朝霧高原をオープンカーで疾走するさわやかな映像となっています。撮影は2002年9月9日の朝7時から行われ、カメラカーがオープンカーをけん引しています。撮影前日までは ‘I'M SO SORRY BABY’ のレコーディングもあって、お疲れ気味だったそうです。午後はパーティーが行われる田貫湖畔で撮影が行われました。Tommyがシャンパンの栓をなかなか開けられず、ずっこけたという逸話も残っています。

ストーリーはカップルが最近けんかをして、関係がうまくいっていなく、謝りたいがなかなか自分に正直になれないといった感じです。ちなみに、歌詞中の “離れた心を……つなぐ星と星” というのは携帯電話のコマーシャルでのタイアップが決まっていたので、携帯電話をイメージしたそうです。従来のthe brilliant green (ザ・ブリリアントグリーン)のイメージは中世的で、携帯電話といったキーワードが登場することは考えられませんでした。しかし今回の ‘I'M SO SORRY BABY’ では直に “携帯電話” という言葉こそ出てきませんが、出てきても違和感がない感じです。

この曲は4th album “THE WINTER ALBUM”にalbum mixとしても収録されています。これはForever to me ~終わりなき悲しみ~やRainy days never staysのalbum mixほど違いが明白ではないです。個人的にはシングル版のほうが低音重視で、ギターが目立っている感じです。album mixは全体的に音がクリアです。ギターは間奏では強調され、ボーカルと重なっているところでは控えめになっていて、ボーカル中心な感じです。自信ありませんけど。

余談ですが、“THE WINTER ALBUM”の歌詞カードに書かれている詞は実際に歌われている詞と異なっています。詞の第5段落の3行目、時間で言うと2分23秒あたりで、詞が “please smile at me” となっていますが、実際には “please hear my bell” と歌っています。ちなみにシングル版では歌も詞も “please hear my bell” となっています。そもそも “smile at me” というフレーズが一体どこから出てきたのかは不明です。

Fig.3.
I’M SO SORRY BABY

Including this song